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ベネッセスタイルケアでは、「その方らしさに、深く寄り添う」というコンセプトのもと、子供から大人までさまざまなサービスを提供しており、
施設介護だけでなく、訪問介護やその他のグループホームなどの事業展開も行っています。
この記事では、そんなベネッセスタイルケアの訪問介護についての特徴や、夜勤の有無、夜勤がある場合のスケジュールについてもご紹介します。
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ベネッセスタイルケアの訪問介護の特徴
株式会社ベネッセスタイルケアは、「Benesse=よく生きる」という企業理念を持っている企業です。
介護のみならず保育などの教育面や生活の面で、お客さま一人ひとりの向上意欲と課題解決を一生涯に渡って支援する、ベネッセグループの会社となっています。
ベネッセスタイルケアの始まりは、1989年に当時岡山県南方にあった福武書店の社長福武總一郎の祖母が他界したことが、事業を始めるきっかけとなりました。
福武書店はベネッセグループが1995年に会社名を変更する前の企業名です。福武書店会社の社長であった福武さんの祖母は訪問介護を依頼して利用していました。
しかし、訪問介護で自宅に訪れていたヘルパーと祖母の関係が上手くいかなかったため、ヘルパーとの関係を祖母が我慢していることを辛く思っていました。
その際に、「長く生きてきた人が最後の最後に我慢して生きることがあってはいけない」と考えたことが、今の訪問介護のサービスに繋がっています。
その為、ベネッセスタイルケアの訪問介護の特徴として、一人ひとりの介護利用者を大切にするという理念があります。
また、基本的にベネッセスタイルケアの訪問介護は日勤のみになり、夜勤はありません。
ベネッセスタイルケアの主な提供サービス
夜勤がある場合は、訪問介護ではなく施設介護での働き方になります。
以下に、ベネッセスタイルケアの施設介護における具体的な夜勤スケジュールについてご紹介します。
ベネッセスタイルケアの夜勤スケジュール
ベネッセスタイルケアで夜勤がある場合は、基本的に老人ホームのような施設での介護(施設介護)が主になります。
夜勤は施設介護のみ
実際には、配属された先の介護職の勤務形態や夜勤専従かどうかなどにより、そのスケジュールは異なりますが、ここでは、夜勤専従介護スタッフの勤務スケジュールの一例をご紹介します。
● 午後16時に夜勤に入る前の準備をします。
夜勤の勤務が始まれば、夜間の巡視等を行い、気分の悪い方などがいないか確認をします。
● 午後18時に夕食の食事介助を行います。
夕食の食事介助後にはトイレ誘導を行い、各部屋に誘導して歯磨きなどの介助を行います。
● 午後20時に消灯するためにおむつ交換などをして利用者に異常がないかなどの確認をします。
確認後、利用者の方の様子など記録を行います。
● 午後22時には夜間の巡視やおむつ交換などを行います。
おむつ交換は2~3時間置きに行うようにします。
● 午前6時には利用者の体調などの聞き取りや血圧などを測ります。
● 午前6時半に朝食の介助をします。
朝食後トイレ誘導を行い、部屋に戻り歯磨きなどの介助をします。
● 午前8時半には次のシフトの人への引継ぎ等を行います。
夜勤の際にあったことなど、気づいたことがあれば小さなことでも伝える。
● 午前9時にやり残した仕事がないか確認して退勤する。
このスケジュールを見れば分かる通り、施設介護における夜勤の一日の労働時間は、夕方から翌朝までの約16時間(休憩時間:最低1時間以上、仮眠時間がある施設もある)になり、体力が求められます。これはベネッセスタイルケアに限った話ではなく、その他の企業でも同じようなスケジュールになっていることが多いため、施設介護の夜勤に興味のある方は参考にしてください。
訪問介護で夜勤のない場合とある場合
訪問介護でも夜勤をしている会社はあります。(SOMPOケアという、SOMPOグループが提供する介護サービスでは「定期巡回・随時対応型訪問介護」といった名称で、夜勤にも対応しています。)
以下に、訪問介護でも夜勤がない場合とある場合に分けて、その特徴をご紹介します。
訪問介護で夜勤がない場合
ベネッセスタイルケアのように、訪問介護で夜勤がない場合の働き方は、子育てをしながら短時間のパートタイムなどでの雇用形態で働きたいと考えている人におすすめです。
産休育休後でまだ目を離せない幼い子どもがいる場合、夜勤があると、自分が働いている間だれかに子供を預ける必要が出てきます。しかし、預けれるような人がいない方は、夜勤での勤務をすることが出来ません。そのような背景からも、夜勤がない訪問介護職は、産休育休後の元介護職の方々に非常に人気のある働き方になります。
このように、夜勤がないことで無理なく勤務をしていくことができるため、体力面に自身が無い方でも働きやすく、
子供や友人とのプライベートの時間を作りやすいことが特徴として挙げられます。
訪問介護で夜勤がある場合
訪問介護で夜勤がある場合の特徴としては、自分の好きなことを日中に時間を使って行うことができるといった点が挙げられます。
また、夜勤専従の勤務形態で働くことで、不規則なシフトになりにくく、夜勤手当をもらうこともできるため、給与も高くなりやすい傾向にあります。
子育てが一段落したことで、昼間の時間を自身のために使いたいという人には、訪問介護でも夜勤がある働き方をおすすめします。
訪問介護で夜勤がある場合のメリット
訪問介護に夜勤がある場合のメリットは、主に2つあります。
1つ目は、日中に自分のしたいことができるというメリットです。
夜に働くことで、日中の時間を有効活用することができます。
日中に働かなければいけないような職種の場合、時間が限られているような銀行窓口にいったりすることは中々難しかったりすることもありますが、
夜に仕事をすることで、日中にしかできない用事を済ませることも可能です。
2つ目は、夜勤手当を受けられるというメリットです。
夜勤手当の相場としては、1回につき手当が3,000〜7,000円ほどになっています。
夜勤で働くことにより日中とは違い、利用者の家族が在宅していることで、介護の利用に関する条件などの要望なども聞きやすいという点もあります。
利用者の人やその家族が安心して介護を受けることができるのは、利用者だけでなくその家族にもメリットがあります。
訪問介護で夜勤をする場合の注意点
訪問介護で、夜勤をする場合の注意点は、日中に寝ておく必要があることや、生活のリズムが崩れてしまうということがあります。
老人ホームなどの夜勤であれば、夜勤で働くスタッフが交代で仮眠に入るということもあります。
しかし、訪問介護の場合には、自分1人だけで対応している場合が多くなります。
そのため、日中に寝て夜に備える必要があります。
また夜の時間帯ということもあり、利用者の方が起きている時以上に体調にも気遣う必要があります。
その為、生活のリズムを崩したくないという方は、夜勤専従として働くことをおすすめします。
夜勤専従を選ぶことで、他の時間帯のシフトに入ることはほとんどないため、一定の生活リズムで仕事をすることが可能です。
その為、体調を崩すこともほとんどなく働くことができます。
まとめ
この記事では、ベネッセスタイルケアの訪問介護の特徴や、夜勤スケジュール、訪問介護で夜勤をする注意点などについてご紹介しました。
ベネッセスタイルケアの訪問介護は、基本的に日勤のみになり、夜勤はありません。
夜勤がある場合、そのスケジュールなどは働く事業所や施設によって違いがあるので、実際の採用面接などで夜勤の働き方についても質問してみましょう。
夜勤の仕事はデメリットもありますが、やりがいを感じられ、日中好きなことができるというメリットもあり、夜勤手当などが付くのも嬉しいポイントとなっています。
夜勤専従の場合には、生活のリズムが崩れる心配もなく長く介護の仕事を続けられることにも繋がるので、訪問介護の仕事に従事しようと考えた際には、夜勤の有無から自分のライフスタイルに合わせた働き方を選択するようにしましょう。
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